ワイモバイルを解約したいけど、解約金が高かったらどうしよう。
解約したいと思ったとき、真っ先に心配するのは解約金・違約金ではないでしょうか。乗り換えで料金が安くなるとしても、高額な解約金が発生するのであれば元も子もありません。
本記事では、ワイモバイルを違約金0円で解約する方法や、具体的な解約手順をご紹介します。
ワイモバイルを解約したい方は、ぜひ本記事を参考に他社に乗り換えてみてください!
ワイモバイルの解約金・違約金

まずは、気になるワイモバイルの解約金について解説していきます。
ワイモバイルの解約金はいくら?
料金プラン | 解約金 |
---|---|
スマホプランS/M/L | 9,500円 |
スマホベーシックプランS/M/L | 0円 |
データプランS/L | 9,500円 |
データベーシックプランS/L | 0円 |
プランによって解約金は異なりますが、多くの方が加入している「スマホプランS/M/L」は9,500円かかります。
似たような名前で「スマホベーシックプランS/M/L」というプランもありますが、こちらは解約金がかかりません。
なぜなら、スマホプランS/M/Lが2年縛りなのに対して、スマホベーシックプランS/M/Lは契約期間のないプランだからです。契約期間の縛りがないので、いつ解約しても違約金は0円ですが、その分月額料金が高いという仕組みになっています。
とはいえ、たいていの方が2年縛りの「スマホプランS/M/L」を契約しているので、解約金が9,500円かかると思っておいた方がいいでしょう。
この9,500円に加えて、MNPで他社に乗り換える場合は追加で費用がかかります。詳しい費用については、最大15,500円の解約金がかかるをご覧ください。
ワイモバイルで解約金が発生するのはいつ?
ワイモバイル解約で費用が発生するのは、契約更新月以外で解約する場合です。裏を返せば、契約更新月なら違約金0円で解約することができます。
例えば2年契約の場合、契約更新月は契約から24~26ヶ月目の3ヶ月間です。以前まで契約更新月は25~26ヶ月目の2ヶ月間だけでしたが、2019年3月以降は3ヶ月間に延長されました。
自分の契約更新月がいつかわからない方は、自動音声サービスやMy Y!mobile(マイページ)から確認することができます。
解約月は日割?全額?
結論からいうと、基本料金は日割ではなく全額請求です。つまり、月初に解約しても月末に解約しても、解約時の料金は変わりません。
厳密にいうと、日割か全額かはプランによって異なるのですが、基本の「スマホプランS/M/L」は全額請求です。
スマホプランS/M/L以外を契約している方は、念のためワイモバイル公式HPで日割か全額か確認しておきましょう。
ワイモバイルの解約・退会はどこでできる?

ワイモバイルの解約手続きができる場所を、乗り換え方法別にまとめました。
他社に乗り換える(MNP)場合
今の電話番号を使って他社に乗り換えることを、MNP(ナンバーポータビリティ)といいます。
MNPで他社に乗り換える場合、ワイモバイルで「MNP予約番号」を発行してもらい、その番号を使って他社で乗り換え手続きをするという流れです。
乗り換えが完了した時点でワイモバイルは自動解約になるので、別途解約手続きをする必要はありません。
MNP予約番号の発行は、電話・店舗・ネットどこでもできますが、受付時間が決まっているので注意してください。各窓口の受付時間は以下の通りとなっています。
窓口 | 機種 | 予約番号受付時間 |
---|---|---|
店舗 | スマホ | 20:00まで |
電話(カスタマーセンター) | スマホ ガラケー |
9:00~20:00(年中無休) |
ネット(My Y!mobile) | スマホ ガラケー |
9:00~20:00 |
ネットから解約する場合も、24時間ではなく9:00~20:00受付です。
また、ガラケーは店舗でのMNP手続きはできませんので、電話かネットから行いましょう。
MNPしないで乗り換える・解約だけする場合
電話番号そのままで乗り換えをしない場合や、解約だけで乗り換えをしない場合、解約手続きは店舗一択になります。
近くにワイモバイルショップがないときは郵送でも受け付けてくれますが、基本的には店舗でしか解約できません。店舗だとほぼ確実に解約の引き留めをくらうので、断りづらい方はMNP転出を使うのがおすすめです。
MNP転出費用を抑えたい、解約だけしたいという方は、以下のものを準備して店舗で手続きしましょう。
・本人確認書類
・印鑑(シャチハタ以外)
・利用中の機種とUSIMカード
ワイモバイル解約時の注意点

ワイモバイルを解約するとどんな不都合が生じるのか、解約時の注意点をまとめました。
最大15,500円の解約金がかかる
MNPで他社乗り換えする場合、解約金とは別に手数料がかかることをご存知でしょうか?
ワイモバイルから他社に乗り換えると、「MNP転出手数料(3,000円)」と「契約手数料(3,000円)」で合計6,000円かかります。
つまり、契約更新月に乗り換えても最低6,000円、契約更新月以外に乗り換えると9,500円+6,000円で15,500円もかかってしまうのです。
MNP転出手数料はどの会社でもかかる費用ですが、契約手数料はワイモバイルが独自に設定している手数料になります。契約時に見落としてしまいがちですが、解約時・乗り換え時の費用も馬鹿になりません。
乗り換える際には、万が一解約することも想定して、解約費用がいくらかかるか確認しておきましょう。
Y!mobileメールが使えなくなる
解約すると、ワイモバイル独自のメールアドレスである「Y!mobileメール」は使えなくなります。
使っていなかった方は問題ありませんが、メインのメールアドレスとして使っていた方、何かの登録で使っていた方は不便になるかもしれません。
そもそも、携帯会社独自のメールアドレスは解約すると使えなくなってしまうので、Gmailといったフリーメールを使うことをおすすめします。
Yahoo!プレミアム for Y!mobileが使えなくなる
「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」とは、ワイモバイルの特典の1つです。
スマホプランS/M/LかデータプランS/M/Lを契約すると、「Yahoo!プレミアム」という有料サービスを無料で使うことができます。
これはワイモバイル独自の特典なので、解約すると使うことができなくなってしまいます。
ただし、Yahoo!プレミアムはワイモバイルでなくても契約できるので、必要な方は自分で契約することが可能です。
乗り換えにおすすめの格安SIMはここだ
ワイモバイルを解約した後の、乗り換え先はお決まりでしょうか?格安SIMの会社はたくさんありますが、おすすめなのはソフトバンク回線の格安SIMです。
ソフトバンク回線の格安SIMなら、他キャリア回線よりも通信品質が高いと言われている上、ワイモバイル端末がそのまま使えます。
この項では、ソフトバンク回線を使ったおすすめの格安SIMをまとめました。
LINEモバイル

「LINEモバイル」の特徴は、LINEやSNS使い放題の料金プランがある点です。
指定サービスはいくら使ってもデータを消費しないので、LINEやSNSをメインで使っている方には、ありがたいプランとなっています。
人気の「LINEフリー」プランなら、LINE使い放題とデータ容量1GBで月々500円~1,200円です。LINE使い放題でたったの500円(※)というのだから、驚きですよね。
LINE以外のSNSも使う方なら、LINE・Twitter・FaceBook・Instagramが使い放題の「コミュニケーションフリー」プランもあります。
こちらなら、データ容量も3・5・7・10GBから選ぶことができるので、ネットも不自由なく使うことが可能です。ワイモバイルより安くネットやSNSを使いたいなら、LINEモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。
※データSIMの場合の月額料金
mineo

mineo(マイネオ)は、格安SIMアワード1位に輝いたユーザー満足度の高いサービスです。ソフトバンク回線はもちろん、ドコモ・au回線を含むトリプルキャリアに対応しています。
人気の秘密は、ユーザーに合わせた料金プランです。500MBから30GBまで6種類ものプランが用意されているので、使い方に合ったプランを選べます。
さらに、マイページでギガの使用量が確認できるので、使用状況を見てギガのやりくりも可能です。あまり使わなかった月は翌月にデータ繰り越しされるため、無駄なく活用できるのも大きな魅力となっています。
▼こちらの記事では、ソフトバンク回線を使ったおすすめ格安SIM10社をご紹介しています。
格安SIMごとの特徴を知りたい、月額料金を比較して決めたいという方は、ぜひ参考にしてください。

解約金0円でワイモバイルから乗り換えよう
ワイモバイル解約時にかかる費用や、解約手順を解説しました。
解約するタイミングによって1万円近く損してしまうのは、とてももったいないですよね。
あらかじめいつ解約金がかかるかわかれば、その時期に合わせて解約するかどうか考えることができます。
本記事を参考にして、解約金0円でワイモバイルから乗り換えましょう!